山陰、四国への旅 その3 足立美術館

2日目、午後

  その後、安来市にある足立美術館をめざしました。

 この美術館では手入れの行き届いた素晴らしい日本庭園と、横山大観を始めとする文化勲章を受賞した画家や北大路魯山人や河井寛次郎の陶芸作品など美の結集した数々の展示物に圧倒されました。

 庭園はどこを切り取っても絵葉書になりそうな「完璧」を思わせる美しさで、展示されていた写真では春夏秋冬それぞれの異なった趣があり、同行した友人二人も盛んにシャッターを切っていました。

 庭園の素晴らしさはテレビを始め訪れたことのある知人などからも聞いていたのですが、私が「びっくり」したのは、魯山人の「椿鉢」と名付けられた作品でした。何度か写真やガイドブックでみていたのですが、想像をはるかに超える大きさにしばらく見入ってしまいました。

 見所満載で思いの外時間をとってしまい鳥取県に入ったころには小雨に加え外は真っ暗で視界も悪くなったので砂丘見物は断念して豊岡のホテルに向かいました。

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