20年ほど前レコード会社のクラシックの通信販売でCDを毎月購入していました。ジャクリーヌ・デゥ・プレは、イギリス生まれで20世紀後半に花開いた最高・無比の名女流チェリストと解説がありました。ドヴォルザーク作の3楽章からなるこの曲を力強く時には抒情豊かに丁寧に演奏しています。ロストポーヴィッチのCDと時々聞き比べをしていますが、第一楽章の中盤チェロのすすりなくように徐々に盛り上がっていく私が最もすきな部分は意外にデゥ・プレはあっさり弾いています。残念ながら多発性硬化症の為、42歳でこの世を去りました。ピアニストで現在指揮者としても活躍しているダニエル・バレンボエムとの結婚生活もありましたが、あまりにも短い生涯でした。
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