2016.4.23
旅行最終日、友人のお父様の納骨式が行われました。病床に伏すお父様のお見舞いを予定していたところ、残念ながら先月亡くなられたとの知らせで、4月12日に行われる納骨式に参加することになりました。
土地が狭い上に人口が多いので墓地は少なく、コインロッカーのような小さな箱が建物の中一杯に並べられた納骨堂が高台に何棟も建てられていました。
10時に始まった納骨式にはクリスチャンである友人の形式にのっとり、まず牧師さんがお祈りの言葉を述べ、皆で賛美歌を歌い黙とうをささげます。
この後、骨壺が収められ、個人の写真や生年月日と没年月日が記されたプレートが石膏で固められ金具でしっかりと蓋が閉じられます。
香港では3月末から4月上旬は清明節といってお墓参りが行われる時期なので花束や長いお線香や故人の好物などを持って訪れる人も多く見うけられました。
10時からの式に先立って早めに沙田駅に着いた我々二人は駅ビル内の「潮庭」で飲茶をしました。
店内は上品そうな老夫婦、おしゃれな奥様グループ、常連客ふうな男性などちょっとリッチな雰囲気でしたが、値段はリーズナブルで思いの外ボリュームもあり、たまたま入った店でしたが満足な朝食になりました。
また、納骨式のあと、昼食が振る舞われたレストランは日本にも支店があるCristal-Jade kitchenという店でここは上海料理だったのですが、白いお皿にシンプルに盛り付けられたどの一皿一皿も、繊細で上品な味付けでとても口に合いました。
特に白と黒のきくらげの和え物は初体験でしたが、ほんのり甘味があり食感もよく気にいりました。今度はいつ香港に行けるのか未定ですが、沙田の「潮庭」と「Cristal-Jade kitchen」は再訪したい店になりました。
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