信州と飛騨高山への旅    その1.松本編

2016.9.30

 島崎藤村の「木曽路はすべて山の中である」という「夜明け前」の冒頭の文章が何度も頭に浮かんだ今回の旅でした。今ドラマ「真田丸」で注目の長野県上田市に住む数十年来の友人の言葉に甘えて彼女の家に3泊、飛騨高山に1泊のドライブ旅行に行ってきました。

 朝9時に大阪を出発し、養老SA,恵那峡SA,駒ケ岳SAと小休止をいれたので最初の目的地松本市に着いたのは15時を過ぎていました。

 松本城は姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されている名城で築造から400年余りを経た平城です。

 天守閣は6階建てになっており、階段が幅は狭いけれど一段の高さが高く勾配が急なために注意が必要でしたが、そこからの眺望は素晴らしく松本市はもちろん遠くに北アルプスの山並みも見え、槍ヶ岳の尖った先端もちょこんと顔を出していました。

 街を少し散策した後、上田を目指しました。松本から上田までの道のりは一時間ほどですが、山の中を縫うように道が一本続いており、山の深さを実感しました。

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