2016.4.26
芦屋ルナホールで読売新聞社と谷崎潤一郎記念館主催で春と秋に開催される小説家を迎えての芦屋サロン39回目のゲストは葉室麟さんでした。私が参加している読書会で近年特に人気の小説家なのでとても楽しみにしていました。
午後2時に葉室さんと聞き手となる読売新聞の女性記者の方が登壇されサロンは始まりました。サロンの為に書き下ろされた作品「芦刈」について記者の方がかなり微に入り細にわたり質問され、丁寧に答えておられましたが、私としては小説を執筆するにあたって「テーマをいかにして選ぶのか」、「どのくらい参考文献をあたるのか」「題名は先に決めるのか」「編集者と小説家との関係」など小説家個々人で異なるだろうけれど葉室麟さんはどうなのか等に興味があったのでそのあたりを聞いて欲しかったです。
葉室さんの語り口はソフトでどの質問にも真摯に答えられとても好感が持てました。本当はノンフィクション作家になりたかったとか、家は福岡県にあり今は京都に住んで執筆しているが、熊本の地震の際には福岡に帰っており、かなりの揺れに驚いた話などもされておりました。会の終了後に、サイン会があり近日発売の新刊にサインをいただきましたが、間近に拝見してますますファンになりました。
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