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2016.09

楽園のカンヴァス        原田マハ

 今年春の芦屋サロンのゲストは葉室麟さんでしたが、秋のゲストが原田マハさんだと予告されていました。実は彼女の本は未読だったので秋の芦屋サロンに参加するかはともかく一度読んでみようと思い購入しました。

28Sep2016
  • 現代小説

猫と漱石と悪妻       植松三十里

 今年は夏目漱石没後100年にあたり、展覧会の開催や書物が出版されています。本作品は悪妻として有名な境子夫人との馴れ初めや「吾輩は猫である」を書き始めたきっかけとなった猫のこと、普段は子煩悩で朝食のパンにジャムをたっぷりつけて子供たちと笑いあって食べていた漱石が、ロンドン留学から帰国後、些細なことから突然癇癪を起し子供を泣かせたり、庭に投げだしたりと豹変し、妻子が恐怖におののく日々などが描かれています。帰宅後は自室でこもり勉強に勤しむ漱石でしたが、日光の華厳の滝から身を投げた学生が教え子で、自殺の少し前に叱ったことがあったのでそのことではかなり気に病んでいた様子でその後も夜中に意味のなく癇癪を起こし、暴れまわりその行動は目に余るもの...

06Sep2016
  • 現代小説

今日の見聞・読書録

ミステリー小説、時代小説、クラシック音楽、旅行、写真、2時間ドラマが好きな平凡な主婦。アガサ・クリスティ、コナン・ドイル、宇江佐真理、松井今朝子、夏樹静子などのファン。

最新 読書録



今日の見聞録

読書録   ジャンル別

主な読書録

・ミステリー

その女、アレックス  ピエール・ルメートル

 原作者ピエール・ルメートルが来日したとの記事を読みました。インタビューで「読者の確信が揺らぐようなショックを与えたい。波もなくて読み終えてスムーズにベッドに入ることができる小説が、出来がいいといえま

今日の見聞・読書録

夏の海の水葬    陳舜臣   神戸異人館事件帳

・時代小説

幻の声 他     宇江佐真理

 宇江佐真理さんが66歳という若さで亡くなられました。江戸の下町人情やミステリー、「雷桜」などの青春純愛小説、生まれ育った北海道が舞台の小説など数々の作品を残されました。テレビなど動く映像では拝見した

今日の見聞・読書録

落日の宴 勘定奉行川路聖謨 吉村 昭

・現代小説

活動写真の女     浅田次郎

 浅田次郎が「鉄道員」で直木賞受賞後に執筆した初の恋愛小説。時は昭和44年東大紛争で入学試験が中止となり、京都大学の学生となった三谷。東京出身の彼は京都の町にも大学にもなじめず、うつうつとしていたある

今日の見聞・読書録

・クラシック音楽

チェロ協奏曲ロ短調  ジャクリーヌ・デゥ・プレ

20年ほど前レコード会社のクラシックの通信販売でCDを毎月購入していました。ジャクリーヌ・デゥ・プレは、イギリス生まれで20世紀後半に花開いた最高・無比の名女流チェリストと解説がありました。ドヴォルザ

今日の見聞・読書録

-   オペラの講座    -

・SF  &  ファンタジー

BLADE RUNNER      Philip K.Dick

  クローン羊が誕生したというニュースが世界中を驚かせてからもう何年もたった。次は人間のクローンが計画されているという発表はまだ聞こえてこないが、皮膚や臓器などの再生は現実のものとなりつつある。技術の

今日の見聞・読書録

Galactic North        Alastair Reynolds
Child by Chronos        Charles L. Harness

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小凛さんのブログ「biograのブログ」です。最新記事は「アフター5のEXPOCITY(平日の夜)」です。

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